ごあいさつ

院長あいさつ

≪今日にいたるまで≫

抱っこされる子 初めて不妊治療で患者様のお役に立てた時は大変大きな喜びえを感じたのを覚えています。その方が出産後にお子様を連れて来られた時には、生命誕生のお手伝いが出来たのだという思いで鍼灸師という職を改めて誇らしく感じました。当然全て上手くいった訳ではありません。今まで妊娠されずに治療にピリオドをうたれた方もいらっしゃいます。日々患者様の悩みと向き合う中で、不妊治療・漢方の師となる先生方との出会いがありました。多くの不妊治療を行ってきた事であらゆる症例に対応できる事が私の強みでもあります。

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 鍼灸師免許を取得後は腰痛肩こりを始め内臓疾患、精神疾患、難病といわれるものまで様々な疾患をみる治療院で経験を積んできました。そこでは何科に受診したら良いのか分からない方が鍼灸院をファーストチョイスしておられます。まさにかかりつけの鍼灸院です。不妊の原因も様々ですので、あらゆる状態に対応できる知識と技術が必要だと考えています。少し敷居が高いと思われがちな“はりきゅう”をもっと身近に感じられる場所として利用してもらいたいと思っています。 

 

 

 

≪当院の不妊治療への取り組み≫

 

  あなたは自分が現在どのような状態で、どんな治療を受けているか把握できているでしょうか? これは私が今まで経験してきて思う事ですが、治療に対して受け身である方が多い様に感じます。

 

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病院でも先生の言われるままに治療が進んではいませんか?それでは良い結果は生まれません。今自分は何の為の治療しているのかを常に把握すること、治療や検査の意味を理解する事が重要です

 

 

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 鍼灸治療は妊娠しやすい身体づくりが大きな目的ですが、同時に日々の養生が非常に大切です。食事改善など小さな事の積み重ねが最終的には大きな差になっていくのです。具体的な食養生や日常生活で何に気を付ければ良いか等、きちんと指導させて頂きますのでご安心ください。

 

 しかし何十年もかけてつくり上げてきたきた身体を変えることは簡単ではありません。治療には長い時間を要する事も多くあり、根気と強い意志が必要です。かつて初診の方で、積極的に治療を進めていく事が難しいと判断した事があります。辛い決断でしたが、その方には治療をお断りいたしました。そこまで厳しくしなくてもと思う方もいらっしゃるかもしれません。せっかく始めた治療を途中で止めてしまう程、もったいない事はありません。患者様と治療師が一緒になって進める治療を目指しています。